交流分析・・・用語集①

明けましておめでとうございます。
今回は新年第一回目の更新ということで、いつもとは少し趣向を変えて、交流分析の用語についてまとめてみたいと思います。
とはいえ、交流分析の用語は非常に数が多いので今回だけで全てを紹介することはできません。
なるべく主要なものから数回に分けて紹介していきますので、どうぞ皆さんお付き合いください。

【エゴグラム】(egogram)
まずは、エゴグラム。
これについては、以前にとり上げて説明しましたね。
交流分析で頻繁に利用される図表で、機能的自我状態モデルによるサブディビジョンの、パーソナリティ中における重要度を評価したものを指します。

【エピスクリプト】(episcript)
人生脚本の一種で、親から子供に与えられるネガティブなもの。
「それをすれば解放されるに違いない」といった希望的観測。

【汚染】(contamination)
自我状態モデルにおける「子供」や「親」の自我状態の一部を「成人」のものと履き違えること。

【過剰反応】(over adaptation)
「自分は他人からこんな期待をされている」といった思い込みによって適応しようとする受け身的行動。
本来の相手の考えを確認することはなく、同時に自分自身の要望を抑え込むことになる。

【活動】(activity)
話し合いだけでなく表明・同意された目的を達成するための、時間の構造化。

【決断】(decision)
幼少時に感じとったことや現在の経験から、生き残るための方法として最良と判断した結論。