交流分析の機関など

ありとあらゆる業種に協会・学会・資格などがあるように、交流分析にもそれらが存在します。
協会は「NPO法人日本交流分析協会」や「日本TA協会」、学会は「日本交流分析学会」。
資格は「交流分析士」の資格となりますが、これには日本カウンセリング学会に認定されているものと、日本交流分析協会に認定されているものの2種類があります。
当然ですが、どちらもエリック・バーン氏が提唱したことが元になっています。

協会や学会では、交流分析を学ぶための講習・セミナーや、交流分析に関する大会などが数多く開かれています。
交流分析を正しくしっかりと学びたい方は、これらが関係している場で学ぶことがいちばんの方法でしょう。

上記のものは日本における交流分析の機関ですが、もちろん、国際的な交流分析の機関も存在しています。
その名も「国際交流分析協会」。
「The International Transactional Analysis Association」から、通称を「ITAA」とも呼ばれています。
(「Transactional Analysis」の日本語訳を「交流分析」といい、交流分析を「TA」と呼ぶこともあります)
他には、「欧州交流分析協会」に「西太平洋交流分析協会」、それから国際的な交流分析学会も。

以上のように、世界のありとあらゆる国をまたいで交流分析の協会や学会が存在しているのです。
つまり、交流分析は心理学理論・心理療法として非常に注目を集めているのだと考えられるでしょう。